バリの伝統食品


こんにちは、石山照実です。夏が終わっちゃいますね。

8月17日はインドネシアの独立記念日。独立自体は、オランダからの独立です。でも実はこの独立記念日は、日本も大きく関わっているのですね。1942年からは日本に占領されていたインドネシア、日本政府は戦局が悪化するとインドネシアの独立を認める方向でいたそうですが、日本が負けたために再植民地化を狙うオランダとの戦争へと進んでいくのですね。

 

ところで、バリの人はとにかくセレモニーが多く、お祭りや儀式が毎週のように行われます。

こちら、そんな儀式で神様へのお供え物として作られるtape ketanと言う発酵食品です。

地域や家庭によって違いますし、今、売られているものを見ると緑色っぽく着色されているようですが、こちらは自家製なので、白いまま。上の葉っぱはバナナの葉を使っているそうです。

 

口に入れると少しお酒の味がします。

お米に砂糖とリカーを注いで、2、3日寝かせて作るそうです。

風味は韓国のシルッケというお米の飲み物にちょっと似ているかなと思いました。

ニュピの後の大きなお祭り、ガルンガンの時もこれを作るそうですよ。

今では手作りしないお家も多いので、これを作った方はご近所なんかにも配るんだとか。昔の日本でもお彼岸ん大萩とか、もらいましたよねー。

懐かしいな。

 

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