上昇志向とポジティブは似ているようですが違います


ちょっと思ったこと。

先日いらしたお客様が、1時間遅れていらっしゃいました。ご連絡もあったので、別に後ろもなかったので、構わなかったのですが、驚いたことに、その方は着いた時に一言も謝りの言葉をおっしゃいませんでした。そして、おトイレに駆け込むと何も言わずお支度をして、不機嫌なまま鏡の前に座ると「今日はお肌の調子が悪いからキャンセルしたい」とおっしゃいました。

うーん、これって、どうなのかなあ。

人として、もう何かを失っているのでは?と思ったのですが、まあ、それは友人でもないわけですので、言及しません。

いろんな方が撮影に来ます。正直うちの撮影も一般に比べたら高くないと思うのですが、それでも安くないと思うので、それなりの方ばかりがいらっしゃいます。終わったあとにスタッフ一同心がほっこりする方と、受けなきゃよかった、と思う方がいます。

終わった後に私の心がザラザラするのは、心がイライラしているお客様と接する時。そういう方は一様に自意識が高すぎて、自分にしか集中できていない方です。周りが見えないんですよね。そういう方を見て、本当にかわいそうだと思うのと残念だなと思います。心が病んでいるので、ちっとも満たされていなくて、幸せそうじゃないんです。本当は幸せになれるだけの要素を全て持っているのにね。お金も、容姿も、才能も。でも、心のゆとりがなくて、周りを見渡すだけの余裕もないんです。ただ上だけを見ていて、もっともっっと、っていうのがこちらから見てもわかっちゃう。なんだか浅ましい感じ(ごめんなさい)。上昇志向が行き過ぎるとこうなるんです。きっと。

そんな人は周りの雰囲気もネガティブに変えてしまうので、やっぱり迷惑だと思います。スタッフのモチベーションも下がるし、私も嫌な気持ちになるし、で、正直受けたくないです。少しでも嫌だな、と思ったらきっぱり断る勇気を持とうと思います。

それが自分を守るためであり、ひいてはスタッフに長く仕事をしてもらうコツなのかもしれません。

それでも、楽しく、素敵な方のほうが圧倒的に多いので、まあ、幸せだと思うことにします。基本ポジティブですから。上昇志向とは違いますよ。

 

 

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう