ウエディングフォト


昨日、お客様が打ち合わせにいらっしゃいました。

ウエディングフォトのご依頼でした。カメラマンの知り合いはいるけど、スタジオがどーのとか、衣装がどーのとかで進まない、ってことで業界の知り合いの紹介で私のところへ。そのカメラマンは私も知ってる、雑誌では今売れっ子の方。直接その方と電話でお話ししたところ「たぶん、ちょっと自信がないんだなー」と思いました。

みなさん、カメラマンがいればいろいろできると思っていますよね?? 私も写真スタジオやっています、っていうと、「カメラマンですか?」ってよく聞かれます。違います、編集とかディレクションとかですよ、っていうとすごく不思議そうな顔をします。

けれど、撮影にはスタジオも必要だし、ヘアメークも、スタイリストも、そしてディレクションする人も必要なのです。それがまとまって、初めて一つのものが出来上がるのです。

誰かがそれを複数兼ねる時もありますけどね。

で、今回、なんでそのカメラマンさんが自信ないっって思っているかっていうと、簡単です。素人さんを撮ったことなんてないから。モデルの肌をきれいに見せる美容のカメラマンである彼が、素人のドレス姿なんて撮れないと思いますよ、私は。。彼はスタジオでしっかりストロボを組んで、肌感をきれいに見せるのが得意。そんな全身でなんて、しかもモデルじゃないなんてそりゃ、自信もないし、できればやめたいと思っていると思います。

結局お客様と話して、ロケメインで、最後にスタジオに入って普通に撮影する方向でお話がまとまりました。そのカメラマンさんはロケなんてやらない方なんです。もちろん、できるカメラマンさんもたくさんいますよ。でも、カメラマンと普段接していない方にその判断は無理ですよね。うちは私がどんな写真が欲しいのかを判断して、それからカメラマンをアサインしているので、できるんです。だから普通の写真館さんには、そういうカメラマンしかいないからそういう写真しか撮れない。うちは物の撮影もしています。そういうカメラマンさんもよく知っているからです。今回のこと、私はお手伝いだけしようと思っていたのですが、お仕事の発注につながりそうです。

うちみたいな、プロとアマチュアを結ぶところ、っていうスタジオの存在意義がちょっと見えて、嬉しくなりました。まあ、私はそれしかできないんですけどね。って、ちょっと自慢ですか?

こちらは最近、お仕事で受けた撮影、商品撮影専門の方はまた違うんですよね

いつも思うのですが、餅は餅屋なんですよね。写真も幅が広い!そこを助けるのがうちの仕事なんです。

今日も頑張りまーす!

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